レモンがもっと好きになる!
レモンを使ったお菓子の本

加藤里名さんの『レモンのお菓子づくり』誠文堂新光社 2019年 127頁

レモンの皮のすりおろしで、クッキーの香りと風味がアップ!

クッキーにレモンの皮のすりおろしを入れると、さわやかな香りと風味で、とてもおいしくなることを教えてくれたのが、この本!

ページをめくるとレモンタルトからケーキやスコーン、ブラウニーやマカロンまでレモンを使った魅力のレシピがたくさん掲載されています。

自分もこの本でいろいろ挑戦しみたところ、多少手間はかかりますが、どれもおいしく、リピートしたくなる味ばかりでした。

なかでもレモンを使ったクッキーは格別で何度も作り続けています。

レモン選びもお菓子をおいしくするポイント

本にはレシピだけでなくレモンについての解説もあり、国産レモンと外国産レモンの違いや、レモンの色のお話しなども書かれているので、読み物としてもとてもおもしろく、楽しむことができました。

レモンの皮をすりおろすときの香りが最高!

レモンの皮をすりおろすと、部屋中にレモンの香りが広がります。

すりおろした時の香りというのは、レモン果汁を絞っただけでは感じられない、何ともすがすがしくて心地よい香り。

柑橘類は、皮を傷つけることによって広く香りが発散するということで、表面だけをきれいにすりおろすことができるツールを使います。

おろし金でもおろせますが、このグラインダーだと、とても使いやすくきれいにおろすことができます。

ビジュアル的にもカッコいいので、作るモチベーションもアップ!

市販の“冷凍レモンの皮のすりおろし”もとっても便利!

レモンの皮をおろしたはいいけれど、レモンの果汁を使う当てがなく、冷蔵庫で保存後、傷んで処分というもったいないスパイラルが続いた時見つけたのが、すりおろした皮だけを売っているマルサンパントリーさんのこのアイテム!

レモンの皮のすりおろしが冷凍で袋詰めされていて、容量はレモン20個ぶん。

冷凍なので消費期限も長いですし、欲しい時に欲しいんぶんだけ使えて、レモン果汁をムダにしてしまうこともありません。香りもとっても良いのでめちゃくちゃ重宝しますよ。

リピート必至のおいしいクッキーたち

本のレシピの中から大好きなクッキー3種を作ってみました。まだまだ成形が下手で丸くなかったり、焦げ気味だったりしてますが、初心者でも比較的簡単にトライできて、味もめっちゃおいしく仕上がりました。

◎レシピ名は引用『レモンのお菓子づくり』加藤里名 誠文堂新光社

レモンとホワイドチョコのスノーボール 29頁 
レモンピールのディアマン        32頁
レモンとポピーシードのショートブレッド33頁

香りも、酸味も最高!
レモンってほんとに偉大だ!!

揚げ物にかけたり、調味料としてレモン果汁を使ったりと、これまでは時々お料理に使うくらいしかレモンを活用していなかったのですが、この本で、お菓子作りにレモンの皮のすりおろしを使うようになって、レモンの本当の香り高さを知りました。味を引き立て、さわやかな風味にしてくれて、香りもたまらなく良いレモン。

そんなレモンを使ったお菓子作りの楽しさがこの本には満載!写真もとてもきれいで、眺めるだけでしあわせ気分になれる素敵な本です。