ホールを切り分けて食べるクリスマスケーキも素敵ですが、クリスマス感たっぷりの華やかさをまとったキラキラ感のあるショートケーキで“ちょっとずつ、いろいろ”を楽しみたくて。
今年はベルギーの老舗〈ヴィタメール〉で、かわいくて、華やかな見た目に惹かれて3つの味を選びました。
「トゥール・ノエル」
マラカイボ65%のクーベルチュールチョコレートを使ったムースを、ピスタチオクリームでコーティングしたケーキ。
マラカイボはカカオの産地で知られるベネズエラにある地方での名前で、そこで収穫される希少なカカオだそう。
ビターなチョコの味わいがきいていて、かわいい見た目ながら、ちょっと大人の味わいでした。
「オランジュ・ノエル」
あざやかなオレンジ色のムースの中にはチョコレートムース、底に敷いたショコラ生地の中にはオレンジピールがちりばめられていて、全体的にとてもよく調和した、奥行のある味わい。
オレンジの風味がとても爽やかで、チョコレートとオレンジの相性の良さが際立つおいしさでした。
「ノエル・フランボワーズ」
真っ赤なグラサージュのツヤ感がめっちゃめちゃきれい。
フランボワーズを合わせたチョコレートムースの中に入ったフランボワーズジュレの酸味が絶妙です。
柑橘系とはまた違う、ベリー系ならではの酸味がたまりません!
締めは素朴な
クリスマスクッキーで
11月末からシュトーレンやケーキを食べ続けて満足してしまったので、ちょこっとつまめるクリスマスクッキーを作ってみました。
星型にはレモンのすりおろしを入れ、星のきらめきをザラ目のお砂糖で表現。ココアの茶色でひいらぎの葉っぱ、抹茶の緑でモミの木を。
生地を少なめに作り、3mm弱くらいに薄~くのばして型抜きしたので、 サクっと軽い歯ごたえに焼き上がりました。
シュトーレン食べたし、ケーキも食べたし・・・クリスマススイーツ、今年はこれで締めくくりです。